スケッチシリーズ「ルターゆかりの地をたずねて」

18.ヴィッテンベルク 

ヴィッテンベルク

 

ルター家の入り口

1525年にカタリーナ・フォン・ボラと結婚したルターは、ヴィッテンベルクのアウグスティヌス会の元修道院に住みました。1540年ルターの誕生日に、カタリーナはその玄関を改築し、これを誕生祝いとしたと言われています。その際、左右の天蓋の一方にルターの肖像を、もう一方に「バラと十字架」の紋章を彫らせました。今もこの紋章は世界中でルーテル教会のシンボルとして使われています。彼女はこの家で自分の子どもたちだけでなく、親戚、学生、客人など常時20〜30人の世話を一手に引き受け、「ヴィッテンベルクの暁の明星」と呼ばれました。

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